法人概要
- 名称
- 社会福祉法人とんぼ福祉会
- 代表者
- 理事長 辻村 惺
- 所在地
- 〒567-0837 大阪府茨木市南目垣一丁目11番6号
- 設立年月日
- 1994年11月10日
- 実施事業
- 生活介護事業、就労継続B型事業、共同生活援助事業
短期入所事業、放課後等デイサービス
相談支援事業(特定相談、一般相談、計画相談)
茨木市日帰りショートステイ事業(地域生活支援事業) - 契約延人数
- 353名
- 職員数
- 164名
2019年12月1日現在
『とんぼ』の由来
「とんぼ」という虫は、昔からえんぎの良い虫とされて来ました。それは、とんぼの飛ぶ姿からです。目標に向かって、一直線に全速力で前に進んで行く姿から「勝ち虫」と呼ばれ、武具などにとんぼの模様を好んで用いられました。
この「勝ち虫」にあやかり、日頃からの考えややりたいと思っている事、長年の夢を作業所での仕事や生活を通して豊かにしていきたい。また、秋の夕暮れの野原に、むれ飛ぶとんぼの様に、仲間どうしが助け合い、はげまし合って一人ひとりが一団となって、それぞれの夢や目標に全力で向かって行きたいという願いを込めて、共同作業所時代に茨木養護学校卒業生によって『とんぼ』と命名されました。
誕生と歩み
1970年代にかけて「すべての障害児に教育を保障する運動」が全国的にも成果をあげましたが、「学校には入れたけれども、卒業しても行くところがない」という障害者の姿は、毎年あとを絶ちませんでした。こうした障害をもつ人々の、「働きたい!」「街に出たい!」「友達がほしい!」という願いに対し、それに応える国の施策はあまりにも貧困でした。
こうした切実な願いに応えようと、名古屋からはじまった障害者の働く場「共同作業所」は、障害者・家族の未来に希望の灯をともし、雨後の竹の子のように『共同作業所づくり運動』は、全国に広がっていったのです。
そして、1981年7月19日、茨木市でも、障害者とその家族、教師や地域の民主団体の「つくる運動」の成果として、仲間7名、指導員1名で、『とんぼ共同作業所』が産声をあげました。
在宅を余儀なくされ行き場のない障害者をつくらないは、障害者運動の大切な課題であり、とんぼ福祉会の理念でもあります。私たちは事業を運営するにあたって、『とんぼのめざすもの』をきめ、発達保障、自立を促す実践と、障害者の権利が守られ、人間らしく生きられる政治や社会を願って、日々努力しています。
沿革
- 1981年 7月
- 無認可作業所『とんぼ共同作業所』開所 (大同町)
- 1985年 4月
- 無認可作業所『第二とんぼ共同作業所』開所 (庄一丁目)
- 1988年 5月
- 第二とんぼ共同作業所移転 (三島)
- 1992年 4月
- とんぼ共同作業所移転 (小柳町)
- 11月
- とんぼ共同作業所認可準備会結成
- 1994年 5月
- 無認可共同作業所『第三とんぼ共同作業所』開所 (水尾)
- 1994年 11月
- 社会福祉会とんぼ福祉会として法人認可
- 1995年 7月
- 精神薄弱者授産施設(通所)『とんぼ作業所』開所 (南目垣一丁目)
- 1999年 9月
- 第1号のグループホーム、知的障害者地域生活助成事業『園田ホーム』開所 (園田町)
- 2000年 4月
- 社会福祉事業法等の改正によるとんぼ作業所事業移行(知的障害者授産施設 通所)
- 2001年 1月
- 知的障害者通所授産施設(小規模)『セルプショップ希楽』開所 (沢良宜西)
第2号のグループホーム『玉水ホーム』開所 (玉水町)
- 2003年 5月
- 第3号のグループホーム『よつばホーム※女性専用』開所 (東奈良)
- 2004年 4月
- 第4号のグループホーム『東奈良ホーム』開所 (東奈良)
- 2005年 4月
- とんぼ作業所内において短期入所事業開設
- 2007年 4月
- 障害者自立支援法によるとんぼ作業所事業移行(就労移行、就労継続、生活介護の多機能型)
グループホーム事業移行(共同生活介護事業、共同生活援助事業)
とんぼ作業所内において相談支援事業(相談支援センター「とんぼ」)開設
- 2008年 8月
- 生活支援センターあゆ開所(共同生活介護事業、短期入所事業) (鮎川五丁目)
- 12月
- 老朽化等のため『園田ホーム』閉所
- 2010年 3月
- 『第2玉水ホーム』開所 (玉水町)
- 2011年 4月
- 無認可作業所『セルプショップ希楽』を就労継続B型事業へ事業移行及び移転 (鮎川四丁目)
委託事業取得準備及び機能強化のため『相談支援センターとんぼ』移転 (駅前一丁目)
- 8月
- 『発達支援センターとんぼ』(児童デイ定員10名)開所 (駅前一丁目)
- 2012年 4月
- 『相談支援センターとんぼ』茨木市相談支援委託の受託
- 2013年 4月
- 『茨木市立障害者生活支援センターともしび園』の管理運営業務代行 (西穂積町)
- 7月
- 『第2発達支援センターとんぼ』(児童デイ定員10名)開所 (駅前一丁目)
- 2015年 4月
- 『セルプショップ希楽』より『第2とんぼ作業所』へ名称変更 (就労継続B型事業)
- 2017年 3月
- 事業所の移転及び統廃合のため『第2発達支援センターとんぼ』閉所(駅前一丁目)
- 4月
- 『発達支援センターとんぼ』児童デイ2か所を統合し、定員区分を増やしての移転(真砂二丁目)
- 2018年 8月
- 生活支援センターわかあゆ竣工に合わせて委託圏域へ『相談支援センターとんぼ』移転 (鮎川五丁目)
- 2018年 9月
- 鮎川五丁目の土地を活用し、多目的スペースを持つ、生活支援センターわかあゆ開所(共同生活援助3名、7名)
- 2020年 12月
- 法人本部機能の強化と茨木市相談支援委託事業の委託圏域の再編に準じて、『相談支援センターとんぼ』をとんぼ作業所内に移転(南目垣一丁目)
- 2022年 4月
- 茨木市総合保健福祉計画における南保健福祉センター開設に、茨木市障害者相談支援事業として【葦原・玉島地区】に委託相談支援事業所として参画(新和町)